元世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の木村翔(36)=花形=が19日、現役を引退し、4月27日に埼玉県熊谷市で引退興行を行うと、主催するDANGANプロモーションが発表した。元世界王者の八重樫東さんとのエキシビションマッチに臨む。
埼玉県出身の木村は2013年プロデビュー。17年7月、上海で五輪2大会連続金メダルの王者、鄒市明(中国)に11回TKO勝ちし、WBO王座に就いた。日本選手が敵地で新王者となったのは、日本ボクシングコミッション(JBC)公認試合では1981年の三原正以来の快挙だった。戦績は19勝(12KO)3敗4分け。