陸上の「ゴールデンゲームズinのべおか」は4日、宮崎県の延岡市西階陸上競技場で行われ、女子5000メートルは廣中璃梨佳(日本郵政グループ、長崎県大村市出身)が15分5秒69の好タイムで日本勢トップの3位入賞を果たした。ルーシー・ドゥータ(愛媛銀行)が15分3秒66で優勝した。
国内のトップ選手をはじめ、小学生から実業団まで約460人が出場。約1万6千人(主催者発表)の観客が見守る中、800メートルから5000メートルの19レースで熱戦を繰り広げた。
廣中はハイペースとなった序盤から先頭集団でレースを進めた。最後に外国勢2人にかわされたが、日本選手権参加標準記録を大きく上回る好タイムでゴールした。
男子5000メートルは1万メートルの日本記録保持者の塩尻和也(富士通)が13分13秒59で日本勢トップの7位。エマニュエル・キプルト(旭化成)が13分6秒71で優勝した。
◎「自信になった」
女子5000メートルの廣中(日本郵政グループ)は最終盤に外国勢2人にかわされたが、序盤からレースをリードして3位でフィニッシュ。15分5秒69という好タイムを出して「自分の思うような走りができた。自信になった」と笑顔でレースを振り返った。
故障に苦しんだ昨季。出場資格を得ていた夏のパリ五輪1万メートルも無念の辞退となったが、今年4月の日本選手権1万メートルを制して復活を印象づけた。この日も「動きに切れが出てきた」という言葉通りに、積極的に上位集団でレースを展開。ペースメーカーが外れた後も、先頭で外国勢を引っ張った。
次は今月下旬のアジア選手権(韓国)で1万メートルに出場予定。その後も秋の世界選手権(東京)をにらんだレースが続く。日本女子長距離界のエースは「世界選手権に向けて、しっかり合わせていきたい」と意気込んでいた。
国内のトップ選手をはじめ、小学生から実業団まで約460人が出場。約1万6千人(主催者発表)の観客が見守る中、800メートルから5000メートルの19レースで熱戦を繰り広げた。
廣中はハイペースとなった序盤から先頭集団でレースを進めた。最後に外国勢2人にかわされたが、日本選手権参加標準記録を大きく上回る好タイムでゴールした。
男子5000メートルは1万メートルの日本記録保持者の塩尻和也(富士通)が13分13秒59で日本勢トップの7位。エマニュエル・キプルト(旭化成)が13分6秒71で優勝した。
◎「自信になった」
女子5000メートルの廣中(日本郵政グループ)は最終盤に外国勢2人にかわされたが、序盤からレースをリードして3位でフィニッシュ。15分5秒69という好タイムを出して「自分の思うような走りができた。自信になった」と笑顔でレースを振り返った。
故障に苦しんだ昨季。出場資格を得ていた夏のパリ五輪1万メートルも無念の辞退となったが、今年4月の日本選手権1万メートルを制して復活を印象づけた。この日も「動きに切れが出てきた」という言葉通りに、積極的に上位集団でレースを展開。ペースメーカーが外れた後も、先頭で外国勢を引っ張った。
次は今月下旬のアジア選手権(韓国)で1万メートルに出場予定。その後も秋の世界選手権(東京)をにらんだレースが続く。日本女子長距離界のエースは「世界選手権に向けて、しっかり合わせていきたい」と意気込んでいた。