日本郵便九州支社は30日、調川郵便局(長崎県松浦市調川町)の局長だった50代男性が、業務資金1千万円を横領したと発表した。28日付で懲戒解雇とし、刑事告訴を念頭に松浦署に相談している。
同支社によると、男性は2~3月の勤務中に複数回、局内に保管していた顧客の預かり金などを持ち出した。「ギャンブルに使った」と話しているという。
男性は2011年4月に局長に就任。調川郵便局は局長と職員1人の2人体制だった。取り扱う現金が一定額を超える場合、複数人が立ち会うとする社内規定が守られていなかった。
郵便局の不祥事が続き、抜き打ち検査を強化している本社直属の機関「長崎検査室」が3月6日に調査し、帳簿上の残高に対して現金が不足していることが発覚。社内調査で横領が判明した。男性は弁済の意思を示しているという。
同支社は長崎市内で会見。平山泰豊支社長は「社会的、公共的役割を担い、信用を第一とする弊社として、今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、社員指導を徹底する」と陳謝した。
同支社によると、男性は2~3月の勤務中に複数回、局内に保管していた顧客の預かり金などを持ち出した。「ギャンブルに使った」と話しているという。
男性は2011年4月に局長に就任。調川郵便局は局長と職員1人の2人体制だった。取り扱う現金が一定額を超える場合、複数人が立ち会うとする社内規定が守られていなかった。
郵便局の不祥事が続き、抜き打ち検査を強化している本社直属の機関「長崎検査室」が3月6日に調査し、帳簿上の残高に対して現金が不足していることが発覚。社内調査で横領が判明した。男性は弁済の意思を示しているという。
同支社は長崎市内で会見。平山泰豊支社長は「社会的、公共的役割を担い、信用を第一とする弊社として、今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、社員指導を徹底する」と陳謝した。