長崎半島を「モルック半島」に-。北欧フィンランド発祥の軽スポーツ「モルック」で長崎市南部地区を盛り上げようと「モルワングランプリ2024」が8日、同市野母町で初めて開かれた。寒空の下、参加者の笑顔と歓声が広がった。
モルックは木製の「モルック棒」(長さ22・5センチ)を、1~12の番号がそれぞれ書かれた12本の木製のピン(スキットル)に目がけて投げる競技。倒れたスキットルが1本のときは書いてある数字、複数本が倒れたときは倒れた本数が得点になり、先に50点ちょうどになったチームが勝ち。年代を問わず、車いすに乗る人や運動が苦手な人も楽しむことができる。
国内では、モルックができる施設や、選手から“聖地”と呼ばれる寺がある兵庫県川西市などで盛ん。長崎南商工会青年部の部員は今年、研修で同市を訪れ、モルックで盛り上がる様子や市民が楽しんでプレーする姿を目にした。国民の幸福度が高いとされるフィンランドで生まれたモルックで「住民の幸福度を高め、南部の持ち味である地域のつながりをより強めたい」との思いで「モルック半島化計画」を始めた。
初回となる今回は、オープン大会として県内から参加者を募り、3人一組の22チームがエントリー。小学生から大人まで入り交じり、トーナメント制で熱戦を繰り広げた。参加者は試合展開にハイタッチをして喜び合ったり、悔しがったりして盛り上がった。
優勝は長崎市の会社員でつくるチーム「モルモルもりもり」。人数が一人足りなかった同チームに助っ人として加わり、決勝で最後の50点目を決めた同市為石町の伊場真琴さん(47)は、これまで公園で練習を重ねてきた。「決勝はみんなに見られてプレッシャーがあったけど、打ち勝った」と笑顔で話した。
今後は市南部7地区の地区大会でそれぞれ代表を決め、南部1位を決める大会を定期的に開く。
モルックは木製の「モルック棒」(長さ22・5センチ)を、1~12の番号がそれぞれ書かれた12本の木製のピン(スキットル)に目がけて投げる競技。倒れたスキットルが1本のときは書いてある数字、複数本が倒れたときは倒れた本数が得点になり、先に50点ちょうどになったチームが勝ち。年代を問わず、車いすに乗る人や運動が苦手な人も楽しむことができる。
国内では、モルックができる施設や、選手から“聖地”と呼ばれる寺がある兵庫県川西市などで盛ん。長崎南商工会青年部の部員は今年、研修で同市を訪れ、モルックで盛り上がる様子や市民が楽しんでプレーする姿を目にした。国民の幸福度が高いとされるフィンランドで生まれたモルックで「住民の幸福度を高め、南部の持ち味である地域のつながりをより強めたい」との思いで「モルック半島化計画」を始めた。
初回となる今回は、オープン大会として県内から参加者を募り、3人一組の22チームがエントリー。小学生から大人まで入り交じり、トーナメント制で熱戦を繰り広げた。参加者は試合展開にハイタッチをして喜び合ったり、悔しがったりして盛り上がった。
優勝は長崎市の会社員でつくるチーム「モルモルもりもり」。人数が一人足りなかった同チームに助っ人として加わり、決勝で最後の50点目を決めた同市為石町の伊場真琴さん(47)は、これまで公園で練習を重ねてきた。「決勝はみんなに見られてプレッシャーがあったけど、打ち勝った」と笑顔で話した。
今後は市南部7地区の地区大会でそれぞれ代表を決め、南部1位を決める大会を定期的に開く。