【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は5日、自国軍がパレスチナ自治区ガザで制圧した地域で駐留を続けると主張した。X(旧ツイッター)に投稿した動画で述べた。イスラエル政府は5日の治安閣議でガザへの攻撃拡大を承認。ネタニヤフ氏は「集中的な攻撃になる」とし、イスラム組織ハマスが拘束する人質の救出につながると強調した。
イスラエル軍は、攻撃拡大に際し「住民の大部分を南部に移動させる」と発表。米ニュースサイト、アクシオスによると、移動先は最南部ラファで、支援物資の配送施設が建設されている。イスラエル軍は3月18日の攻撃再開後、ラファ全域を退避と立ち入り禁止の対象としている。