「Ｖ・ファーレンロード」に感謝　選手ら店舗巡りあいさつ　トラスタ最終戦を前に　長崎・諫早

サッカーＪ２のＶ・ファーレン長崎は３日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎での最後のリーグ戦となる２２日を前に、ＪＲ諫早駅とスタジアムを結ぶ通称「Ｖ・ファーレンロード」にある店舗などを訪れ、これまでの感謝を伝えた。
　Ｖ長崎は２０１３年にＪリーグに参入。以来、トラスタで数々の歴史を刻んできた。１０月６日の第３４節大分戦以降は、長崎市の長崎スタジアムシティに建設されたピーススタジアムに本拠地を移転する。
　Ｖ・ファーレンロードを訪れたのは、高木琢也取締役兼クラブリレーションズオフィサー、中村慶太選手、米田隼也選手の３人。ホーム戦開催日にサポーターらへ飲み物などを振る舞ってくれた各店舗に感謝の言葉を伝え、今季のジャージーを手渡した。「お茶処しまだ」の嶋田祐子さんは「寂しさより感謝。Ｖ長崎のおかげで駅前がにぎやかになった。多くの交流が生まれて私の宝物になった」と笑顔で振り返った。
　初めてＶ・ファーレンロードを歩いた中村選手は「これだけ応援してくれている。結果で恩返ししないといけない」、米田選手は「（トラスタでの）最後の試合は勝って、いい思い出としてお別れしたい」と勝利を誓っていた。