23日に投開票された諫早市長選は、現職の大久保潔重さん(59)が新人で政治団体代表の犬尾公さん(51)を大差で退け、再選を果たした。大久保さんは「大いなる芽を市民の皆さまと育てていきたい」と2期目に向けて決意を新たにした。
諫早市永昌町にある大久保さんの選挙事務所には、政財界から多くの支持者が集まった。開票が始まって間もなく「当選確実」の一報が入ると、大きな拍手が湧き起こった。大久保さんはほっとした表情で支持者らと握手を交わした。
諫早市出身。県議を経て参院議員を1期務めた。その後に復帰した県議を辞職して臨んだ前回市長選では激しい三つどもえの戦いを制して初当選。1期目は「来てよし、住んでよし、育ててよし」を合言葉に、子育て支援の充実など公約を実現させ、昨年9月に再選出馬を表明した。
個人や企業を中心とした後援会のほかにも、市内に九つの地域支部を設置。公務の合間に地域をくまなく回り、対話を重ねてきた。こうしたフットワークの軽さと、施策を前に進める実行力が評価され、400を超える企業・団体の推薦を取り付けて圧勝した。
再選を受け「市民の負託に応えるべく、大いに郷土を盛り上げていきたい」と意気込みを見せた。2期目では、市街化区域と市街化調整区域に区分する「線引き制度」を廃止し、土地利用の自由度を高めて定住促進につなげる「新しい都市計画」の実現を掲げている。新たな挑戦がスタートした。
諫早市永昌町にある大久保さんの選挙事務所には、政財界から多くの支持者が集まった。開票が始まって間もなく「当選確実」の一報が入ると、大きな拍手が湧き起こった。大久保さんはほっとした表情で支持者らと握手を交わした。
諫早市出身。県議を経て参院議員を1期務めた。その後に復帰した県議を辞職して臨んだ前回市長選では激しい三つどもえの戦いを制して初当選。1期目は「来てよし、住んでよし、育ててよし」を合言葉に、子育て支援の充実など公約を実現させ、昨年9月に再選出馬を表明した。
個人や企業を中心とした後援会のほかにも、市内に九つの地域支部を設置。公務の合間に地域をくまなく回り、対話を重ねてきた。こうしたフットワークの軽さと、施策を前に進める実行力が評価され、400を超える企業・団体の推薦を取り付けて圧勝した。
再選を受け「市民の負託に応えるべく、大いに郷土を盛り上げていきたい」と意気込みを見せた。2期目では、市街化区域と市街化調整区域に区分する「線引き制度」を廃止し、土地利用の自由度を高めて定住促進につなげる「新しい都市計画」の実現を掲げている。新たな挑戦がスタートした。