山手の墓地から爆竹や矢火矢(ロケット花火)のにぎやかな音が聞こえてくる時季。長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)に「長崎市内では慣習的にお墓で花火ができるが、禁止の公園も多い。安全に楽しむための注意点やルールが知りたい」という声が届いた。事故なく、楽しく遊ぶためのマナーを県玩具煙火協会会長の張仁春さん(68)に聞いた。
-花火をする前の確認事項は。
近くに枯れ草など燃えやすい物がないかをチェック。必ず水入りのバケツを用意しましょう。点火は火口までの長さが10センチ以上ある着火ライターか、バケツ形のろうそくを使うと安心。浴衣の長い袖やスカートの裾などは火が移りやすいので、服装も気を付けたいですね。きれいな花火に気を取られ、思わぬ事故の恐れがあります。風向きや時間帯にも配慮して、ごみは必ず持ち帰るのがマナーです。
-タイプ別花火の注意点は。
▽手持ち=1本ずつ遊ぶ▽噴き出し=平らな場所に置く。途中で火が消えても、決してのぞきこまない▽ロケット=強風の日はやめ、必ず広い場所で。平らな場所に置いた細口の瓶に立てる▽回転=点火したらすぐ離れる▽打ち上げ=台座なしは手に持たず、ブロックの穴や竹筒に真っすぐ立て固定。筒先に顔や体を出さない。
-昨年残った花火は使えますか?
使用期限は購入から10年が目安。ただし1度でもぬれてしまったものは、乾かしても使えません。ビニール袋に入った花火セットは特に、直射日光に当たると湿気がこもって結露し、使えなくなることがあります。その年に余った花火は、紙袋に入れて冷暗所で保管するといいです。
-花火をする前の確認事項は。
近くに枯れ草など燃えやすい物がないかをチェック。必ず水入りのバケツを用意しましょう。点火は火口までの長さが10センチ以上ある着火ライターか、バケツ形のろうそくを使うと安心。浴衣の長い袖やスカートの裾などは火が移りやすいので、服装も気を付けたいですね。きれいな花火に気を取られ、思わぬ事故の恐れがあります。風向きや時間帯にも配慮して、ごみは必ず持ち帰るのがマナーです。
-タイプ別花火の注意点は。
▽手持ち=1本ずつ遊ぶ▽噴き出し=平らな場所に置く。途中で火が消えても、決してのぞきこまない▽ロケット=強風の日はやめ、必ず広い場所で。平らな場所に置いた細口の瓶に立てる▽回転=点火したらすぐ離れる▽打ち上げ=台座なしは手に持たず、ブロックの穴や竹筒に真っすぐ立て固定。筒先に顔や体を出さない。
-昨年残った花火は使えますか?
使用期限は購入から10年が目安。ただし1度でもぬれてしまったものは、乾かしても使えません。ビニール袋に入った花火セットは特に、直射日光に当たると湿気がこもって結露し、使えなくなることがあります。その年に余った花火は、紙袋に入れて冷暗所で保管するといいです。