古賀植木まつり、500種5万点ずらり! 長崎で5日まで 園芸相談、実技講習も

長崎新聞 2025/05/02 [12:00] 公開

枝ぶりや花姿をじっくり見極める買い物客=長崎市植木センター前広場

枝ぶりや花姿をじっくり見極める買い物客=長崎市植木センター前広場

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植木の里として知られる長崎市古賀地区にある市植木センター前広場(松原町)で1日、「古賀植木まつり」(古賀植木園芸組合主催)が開幕した。5日まで。組合員が出品した植木や草花、観葉植物など約500種5万点を取りそろえ、高級盆栽の展示のほか、園芸相談や実技講習など参加型の企画もある。
 初日は鮮度の高い草木を求め、開場直後から多くの園芸ファンが来場。枝ぶりや花の姿をじっくり見極め、次々とかごに入れていた。市内から訪れた70代女性はバラを購入し「台所に立ちながら見える裏庭に植えて楽しみたい」と声を弾ませた。
 久保田健一組合長(58)によると、静かな人気はリュウゼツランの仲間のアガベ。価格は1500円前後で関東から人気が広まり、知る人ぞ知る種類だという。「樹木から花まで、これだけの品ぞろえは県内唯一。緑の法被の組合員にどんどん相談してほしい」とまつりをPRした。
 午前8時半~午後5時半。最終日(同5時まで)には同3時から誰でも参加できるオークションがある。駐車整理料300円。