
県美術館の企画展で展示される「巨人」(フランシスコ・デ・ゴヤ帰属、1808年以後 プラド美術館蔵)©Photographic Archive. Museo Nacional del Prado. Madrid
2005年に開館して今年20周年を迎える長崎県美術館(長崎市出島町)と長崎歴史文化博物館(同市立山1丁目)は7日、4月から始める記念事業を発表した。世界的人気を誇るスタジオジブリやポケモンの魅力を伝える展覧会や、被爆80年の節目に戦争をテーマとした美術展など、20年の感謝を込め、またこれからの20年へとつながる多彩な事業を企画した。
05年4月に開館した県美術館は「コレクションの在りか-現在地をみつめて」(4月12日~6月29日)で、同館の所蔵品を代表するピカソ、ミロ、ダリなどの作品を展示する。
「金曜ロードショーとジブリ展」(4月24日~7月6日、同館・長崎新聞社など主催)は九州初開催。日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みとその時代をたどり、スタジオジブリ作品の魅力を紹介。「風の谷のナウシカ」を圧巻のクオリティーで表現した空間など、ジブリの世界を体感することができる。
被爆地の美術館として夏の期間は「ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた」(7月19日~9月7日)を開催。ゴヤやピカソの絵画のほか、国内美術館所蔵の戦争や原爆にまつわる作品を一堂に集め、長崎からメッセージを発信する。
05年11月に開館した長崎歴史文化博物館は「つながる琳派スピリット神坂雪佳」(4月19日~6月1日)で、暮らしを彩るデザインを生み出した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界を紹介する。
「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見」(9月12日~12月7日、同館・長崎新聞社主催)では、人間国宝から若手まで日本を代表する工芸作家20人が多種多様な素材と技法でポケモンに挑んで生まれた約80点が九州で初めて公開される。
両館とも他にもさまざまな企画展を予定。コラボレーション企画として、両館の常設展の観覧セット券を特別価格(500円)で販売する。
05年4月に開館した県美術館は「コレクションの在りか-現在地をみつめて」(4月12日~6月29日)で、同館の所蔵品を代表するピカソ、ミロ、ダリなどの作品を展示する。
「金曜ロードショーとジブリ展」(4月24日~7月6日、同館・長崎新聞社など主催)は九州初開催。日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みとその時代をたどり、スタジオジブリ作品の魅力を紹介。「風の谷のナウシカ」を圧巻のクオリティーで表現した空間など、ジブリの世界を体感することができる。
被爆地の美術館として夏の期間は「ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた」(7月19日~9月7日)を開催。ゴヤやピカソの絵画のほか、国内美術館所蔵の戦争や原爆にまつわる作品を一堂に集め、長崎からメッセージを発信する。
05年11月に開館した長崎歴史文化博物館は「つながる琳派スピリット神坂雪佳」(4月19日~6月1日)で、暮らしを彩るデザインを生み出した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界を紹介する。
「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見」(9月12日~12月7日、同館・長崎新聞社主催)では、人間国宝から若手まで日本を代表する工芸作家20人が多種多様な素材と技法でポケモンに挑んで生まれた約80点が九州で初めて公開される。
両館とも他にもさまざまな企画展を予定。コラボレーション企画として、両館の常設展の観覧セット券を特別価格(500円)で販売する。