長崎・ビッグＮで２８日ソフトＢ戦　多彩なイベント準備、オリジナルユニホームの配布も

プロ野球パ・リーグの公式戦「ソフトバンク－オリックス」が２８日午後６時から、長崎市の県営ビッグＮスタジアムで行われる。ホームチームのソフトバンクはオリジナルユニホームを来場者（ビジター応援席除く）に配るなど「ファイト！九州デーｉｎ長崎」と銘打って多彩なイベントを用意している。
　ビッグＮでのプロ野球の公式戦は今季初めて。九州での活動に力を入れるソフトバンクの試合は３年連続となる。当日はユニホーム配布をはじめ、クイズに正解した小学生以下の先着１０００人に帽子をプレゼント。「勝たんば！」と書かれた長崎限定デザインのフェースタオルや長崎ヴェルカとのコラボグッズも販売される。
　「ファイト！九州」の恒例企画である「あなたの夢叶えます２０２４」も実施。長崎市の会社員、山口優萌さん（２２）は憧れていたプロ野球のアナウンスに挑戦する。瓊浦高時代、野球部のマネジャーとしてビッグＮで場内アナウンスをした経験がある山口さんは「このような機会をいただけて感謝している。観客全員に聞き取りやすい声で話したい」と本番を心待ちにしている。
　試合前には創成館高ダンス部がパフォーマンスを披露。初の試みとして、試合中に長崎日大高吹奏楽部がスタンドから演奏で盛り上げる。ソフトバンクが勝てば、グラウンドでヒーロー選手とハイタッチができるなど、一流選手との交流も楽しめる。小学３年生以下を対象にした野球教室も開催予定。講師は元ソフトバンクの新垣渚氏が務める。