世界ボクシング機構(WBO)ライトフライ級王者の岩田翔吉(帝拳)が6日、東京都内で練習を公開し、同級2位のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)との初防衛戦(13日・両国国技館)に向け「コンディションは絶好調。楽しみで仕方ない」と自信を示した。
昨年10月に王座を獲得した29歳の岩田は、粟生隆寛トレーナーとのミット打ちなどで汗を流した。「今まで殴り倒すことしか考えていなかったが、相手を崩してKOにつなげることを粟生さんに教えてもらった」と進化を実感しているという。
元世界2階級王者の粟生トレーナーは「相手は好戦的なイメージだが、こっちも接近戦は得意」と打ち合いを予想した。