鳥取とヨルダンが「砂」同盟 万博会場で調印式

共同通信 2025/04/23 [18:33] 公開

ヨルダン館を見学する鳥取県の平井伸治知事(中央)ら=23日午後、大阪市此花区の夢洲

ヨルダン館を見学する鳥取県の平井伸治知事(中央)ら=23日午後、大阪市此花区の夢洲

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 大阪・関西万博で関西広域連合などの「関西パビリオン」に出展する鳥取県は23日、ヨルダンと「サンド・アライアンス(砂同盟)」を結成し、会場で調印式を開いた。県は鳥取砂丘、ヨルダンは砂漠をパビリオンで再現しており、連携して万博を盛り上げる。

 鳥取県のゾーンには砂丘の砂が10トン、ヨルダン館には南部の砂漠地帯「ワディラム」の赤い砂が22トン敷き詰められている。展示内容が似ていると交流サイト(SNS)を中心に話題になり、県が連携を提案した。

 互いのパビリオンを巡るスタンプラリーなどを検討する。県は砂に関する展示がある中東やアフリカなどの国とも連携したいという。