長崎県佐世保市踊石町の一角に止まる1台のバス。動き出す気配はなく、行き先の表示は「踊石新町公民館」とある。放置されているのかと思いきや、実は廃車したバスを活用した公民館で、今も現役。
設置の経緯を知る人は少なくなったが、近くに住む女性(76)によると昭和40年代にはあった。地域の人たちが集まれる場をつくろうと考えたが、金銭的な課題があり今の形に。更新を重ね、3台目という。
バスの座席は撤去し、左右の窓側を背に学校の椅子が並ぶ。シンクや冷蔵庫もある。使用頻度は減りつつあるが、廃バス公民館がある光景はこれからも続きそう。
設置の経緯を知る人は少なくなったが、近くに住む女性(76)によると昭和40年代にはあった。地域の人たちが集まれる場をつくろうと考えたが、金銭的な課題があり今の形に。更新を重ね、3台目という。
バスの座席は撤去し、左右の窓側を背に学校の椅子が並ぶ。シンクや冷蔵庫もある。使用頻度は減りつつあるが、廃バス公民館がある光景はこれからも続きそう。