長崎県高校春季選手権は27日、各地で2競技が行われ、ソフトボールの女子決勝は向陽が長崎商に3-1で競り勝って優勝した。向陽と長崎商、男子優勝の大村工と準優勝の島原工は九州大会(5月10、11日、男子=熊本県水俣市、女子=大分県竹田市)に出場する。
フェンシング男子のエペは、橋口偉央理(長崎工)が26日のフルーレに続いて頂点に立った。サーブルは宮内惟颯(諫早商)が優勝。女子はエペが山口麗愛(諫早)、サーブルは野田のの(諫早商)が制した。
◎好機逃さず粘り勝ち
昨秋の県新人大会、全国選抜大会県予選の決勝と同カードとなったソフトボール女子決勝。向陽が長崎商に3-1で競り勝ち、2大会続けて敗れていた雪辱を果たした。今春から指揮を執る森監督は「個々の力では長崎商が上。チームで守り切るという部分で団結できた」と粘り勝った選手たちをたたえた。
0-1の二回に逆転した。1死満塁の好機に「チームのために絶対打ってやる」と打席へ入った1年生の白石が中前打で2人を迎え入れた。守っては三回以降、毎回のように得点圏に走者を進められたが、先発柏木が粘投。バックも好守で応えて追加点を許さず、五回1死満塁から主将の篠﨑柚の遊撃への強襲打で突き放した。
3月に大村市で開催された全国選抜大会を最後に、茂田(旧姓溝口)前監督が退任。感謝の思いも原動力にした。篠﨑柚は「溝口先生に恩返しができた。まだミスがあるので修正し、県高総体でまた優勝してインターハイに行きたい」と本番への決意を新たにした。
フェンシング男子のエペは、橋口偉央理(長崎工)が26日のフルーレに続いて頂点に立った。サーブルは宮内惟颯(諫早商)が優勝。女子はエペが山口麗愛(諫早)、サーブルは野田のの(諫早商)が制した。
◎好機逃さず粘り勝ち
昨秋の県新人大会、全国選抜大会県予選の決勝と同カードとなったソフトボール女子決勝。向陽が長崎商に3-1で競り勝ち、2大会続けて敗れていた雪辱を果たした。今春から指揮を執る森監督は「個々の力では長崎商が上。チームで守り切るという部分で団結できた」と粘り勝った選手たちをたたえた。
0-1の二回に逆転した。1死満塁の好機に「チームのために絶対打ってやる」と打席へ入った1年生の白石が中前打で2人を迎え入れた。守っては三回以降、毎回のように得点圏に走者を進められたが、先発柏木が粘投。バックも好守で応えて追加点を許さず、五回1死満塁から主将の篠﨑柚の遊撃への強襲打で突き放した。
3月に大村市で開催された全国選抜大会を最後に、茂田(旧姓溝口)前監督が退任。感謝の思いも原動力にした。篠﨑柚は「溝口先生に恩返しができた。まだミスがあるので修正し、県高総体でまた優勝してインターハイに行きたい」と本番への決意を新たにした。