宮城の女性遺体、心臓に達する傷 35歳保育士に強い殺意か

共同通信 2025/04/15 [10:36] 公開

 宮城県岩沼市の海岸で女性の遺体が見つかった事件で、胸の刺し傷が心臓に達するほど深かったことが15日、捜査関係者への取材で分かった。岩沼署捜査本部は強い殺意があったとみて、殺人・死体遺棄事件として捜査している。

 女性は仙台市太白区の保育士行仕由佳さん(35)。捜査関係者によると、刃物のようなもので刺された傷が心臓付近に複数確認されたほか、腹にもあった。死因は失血死で、胸の傷が致命傷になったとみられる。

 忘れ物を取りに行くなどと家族に伝えて外出していたとみられることも判明。捜査本部によると、12日から行方が分からなくなっていた。