列車内つり革のポールで懸垂 北村県議が謝罪、同窓会で飲酒し帰宅途中 長崎

長崎新聞 2022/12/15 [10:50] 公開

 大村市区選出の北村貴寿県議(49)は14日、JR大村線の列車内で10日夜、つり革のポールにつかまり懸垂運動をしていたと明らかにした。高校の同窓会で飲酒して帰宅途中だったという。県庁で記者会見し、「公共交通機関の乗車マナーに反する行為。県民や関係者に心からおわびしたい」と謝罪した。
 北村氏によると、10日は諫早市内で同窓会があり、2店舗で生ビールなどを飲んだ。午後10時前に諫早駅で列車に乗り、大村駅に向かう途中に懸垂を数回したという。懸垂をした理由は「酔っていて記憶が定かではない。おわびするしかない」と述べた。13日夜、交流サイト(SNS)に投稿された動画で、初めて自身の行動を認識した。飲酒は当面控える。
 北村氏は大村市議を2期務め、2019年に県議に初当選。現在1期目。