長崎県警察官Ⅰ・Ⅲ類 倍率過去最低 合格者は計95人

長崎新聞 2022/12/14 [11:30] 公開

 長崎県は12日、大卒対象の県警察官I類(2回目)と、大卒者以外が対象の県警察官Ⅲ類の採用試験合格者をそれぞれ発表した。いずれも記録が残る中で、競争倍率が過去最も低かった。
 合格者は警察官I類が男性4人(倍率2.5倍)、女性2人(同2.0倍)、警察官Ⅲ類が男性63人(同2.5倍)、女性26人(同2.2倍)だった。
 警察官Ⅲ類の結果は2003年度から記録が残っており、倍率は14年度に男性9.1倍、21年度は男女とも7倍を超えていた。県人事委員会は、本年度は福岡県警と試験の日程が同じになったことなどが影響したとみている。受験者数が減少していることについて「業務の魅力発信に取り組みたい」としている。
 合格者の受験番号は県庁玄関と県警本部掲示板に掲示。同委員会のホームページでも確認できる。