準々決勝で兄弟対決が実現した。九州文化学園の遊撃手で兄の松尾悠真、清峰の捕手で弟の瑛太。敗れた3年生の兄は試合後、1年生の弟に「自分たちに勝った勢いで戦って甲子園に行ってほしい」と思いを託した。
兄が「清峰が1、2回戦で戦う相手のことは話していたが、自分たちが戦うことが決まってからは野球のことを話さなくなった」と振り返ったように、複雑な思いを抱えて試合に臨んだ2人。弟の活躍もあり、清峰が2-0で競り勝った。九州文化学園の応援席で観戦した母の弥生さんは、弟に軍配が上がると「好きなことも我慢して頑張ってきた兄ちゃんの野球が終わってしまったな…」と言葉を詰まらせた。
清峰は27日、第1シードの長崎日大を準々決勝で倒してきた第8シード長崎総合科学大付に挑む。弟は「兄に成長した姿を見せられて良かった。兄の思いも背負って戦う」と気持ちを新たにしていた。
兄が「清峰が1、2回戦で戦う相手のことは話していたが、自分たちが戦うことが決まってからは野球のことを話さなくなった」と振り返ったように、複雑な思いを抱えて試合に臨んだ2人。弟の活躍もあり、清峰が2-0で競り勝った。九州文化学園の応援席で観戦した母の弥生さんは、弟に軍配が上がると「好きなことも我慢して頑張ってきた兄ちゃんの野球が終わってしまったな…」と言葉を詰まらせた。
清峰は27日、第1シードの長崎日大を準々決勝で倒してきた第8シード長崎総合科学大付に挑む。弟は「兄に成長した姿を見せられて良かった。兄の思いも背負って戦う」と気持ちを新たにしていた。