長崎半島の南端、長崎市野母崎樺島町の樺島漁港。真っ黒に日焼けした子どもたちが笑い声を響かせながら、防波堤から海に向かって次々とジャンプを繰り返していた。
水産業が盛んな島の仲良し3人組、近藤雅琥(まさと)さん(13)、牧島空楓(くうが)さん(13)、山本涼平さん(11)。小さい頃から慣れ親しんだ海はお気に入りの遊び場。時間を合わせて集まると、高く、遠くを目指してジャンプ。夏休みを満喫している。
雅琥さんの母、利絵さん(46)は「樺島の子どもたちは小さいころから海に慣れていて、4歳の妹も浮輪をして泳ぐのが大好き。小中学生が港で遊ぶときは親や地域の人たちが見守っています」と笑顔で話した。
港でジャンプ 夏休み満喫 長崎・樺島漁港
長崎新聞 2022/08/28 [11:19] 公開