長崎県新上五島町友住郷、崎浦漁港のそばの岩壁に、岩肌からヌッと顔を出した象のような岩が。色合いといい、しわが刻まれた皮膚の感じといい、まさしく象そのもの。
町職員の安永佳秀さん(60)は10年以上近辺に住んでいるが、「象」の存在を知ったのは約5年前。町内の他地区に住む知人からの情報だった。半信半疑で見に行き、あまりのリアルさに驚いたと言う。
岩壁付近は漁港の造成時に海が埋め立てられており、「埋め立て前は砂岩が波で削られていたんでしょうね」と安永さん。強い風が吹き付ける中で物憂げな表情にも見える象を、いたわるようになでなで。
町職員の安永佳秀さん(60)は10年以上近辺に住んでいるが、「象」の存在を知ったのは約5年前。町内の他地区に住む知人からの情報だった。半信半疑で見に行き、あまりのリアルさに驚いたと言う。
岩壁付近は漁港の造成時に海が埋め立てられており、「埋め立て前は砂岩が波で削られていたんでしょうね」と安永さん。強い風が吹き付ける中で物憂げな表情にも見える象を、いたわるようになでなで。