長崎県内の大学で入学式 長崎大はハピネスアリーナで

長崎新聞 2025/04/03 [10:24] 公開

長崎大の入学式で新入生を代表して宣誓した平山莉子さん=長崎市、ハピネスアリーナ

長崎大の入学式で新入生を代表して宣誓した平山莉子さん=長崎市、ハピネスアリーナ

大きい写真を見る
長崎大の入学式が2日、長崎市幸町の長崎スタジアムシティ・ハピネスアリーナであり、学部生と大学院生合わせて2213人が新たな学びに踏み出した。
 同アリーナで入学式を開くのは初めて。アリーナ席に新入生、スタンド席には保護者らが座り、全方位から見られる大型ビジョンに壇上や参列者の様子が映し出された。
 入学したのは学部生1657人、院生556人。教育学部の平山莉子さん(18)が「学業に励み、人格の修養に努め、学生の本分を全うする」と代表で宣誓した。
 永安武学長は「多様な人々との交流の中で自らの新しい可能性を広げてもらいたい。大学が目指すプラネタリーヘルス(地球の健康)実現に向け共に歩もう」と告辞。来賓のジャパネットホールディングス(HD)創業者、髙田明さんは「うまくいかなかったことは決して失敗ではなく、試練。勇気を持ってチャレンジしてほしい」とエールを送った。
 福岡県那珂川市出身で情報データ科学部に入った小島咲蘭(さら)さん(18)は「新しい友達やサークル活動が楽しみ。プログラミングと数学の勉強を頑張りたい」と抱負を語った。