十八親和銀行(長崎市)は、スマートフォン決済サービス「YOKA!Pay(よかペイ)」を30日から、同市のスーパー「S東美」と「Sマート」全店(田上、茂木、新大工、新漁港)で導入する。入居テナントは除く。
旧親和銀行が2018年にサービスを開始。今年1月の旧十八銀行とのシステム統合後、旧十八銀行に口座を持ち、よかペイのアプリの口座を登録した顧客も利用できるようになった。S東美、Sマートへの導入はシステム統合後、県内の大型店舗で初めて。
利用者が支払いの際、アプリでQRコードを読み取り、決済する仕組み。利用者の支払額に応じてポイントが付与される。加盟店にとっては専用端末が不要で、業務の効率化や非接触対応のメリットがある。
浜町のS東美では、よかペイのQRコード付きのステッカーをレジそばに設置。同社は「県内で知名度のある金融機関のシステムで、年配のお客さまが安心して使える。口座に残高があれば、チャージしなくていいのが便利」と話した。
よかペイは長崎市の長崎浜屋やアミュプラザ長崎、佐世保市のハウステンボス、大手コンビニエンスストアなどで利用できる。ゆうちょ銀行など全国9銀行の決済サービスと相互利用もできる。
S東美、Sマート全店「よかペイ」導入 30日から
長崎新聞 2021/04/28 [23:35] 公開