「がむしゃらな演奏 見て」 長崎大生バンド『Sundae May Club』 ネット番組出演 2月12日配信

長崎新聞 2021/02/06 [15:30] 公開

「Sundae May Club」のメンバー、(左から)鳴瀬さん、浦さん、宮原さん(ランド社提供)

「Sundae May Club」のメンバー、(左から)鳴瀬さん、浦さん、宮原さん(ランド社提供)

大きい写真を見る

 長崎大の学生3人で活動しているポップバンド「Sundae May Club(サンデイ・メイ・クラブ)」が2月12日午後8時から、九州の実力派ミュージシャンを紹介するネット配信の有料番組「九州炎為(エンタメ)楽団」で演奏を披露する。長崎のバンドの同番組出演は初めて。配信映像の事前収録を終えたボーカル・ギターの浦小雪さん(21)=教育学部2年=は、「がむしゃらに演奏する姿を見てほしい」と話す。
 2019年5月に結成。メンバーは浦さんとギターの宮原隆樹さん(22)=工学部2年=、ドラムの鳴瀬光人さん(21)=同=。1年生の時、同大の軽音楽部「スウィングボート・ジャズオーケストラ」に入部し意気投合。長崎を中心に佐賀、福岡などで精力的にライブ活動を行ってきた。
 同番組はコンサートイベントなどを企画するランド社(福岡市)が主催。新型コロナウイルス禍で停滞しているエンターテインメント業界を盛り上げようと、昨年12月から月1回、ライブ配信サービス「Streaming+(ストリーミングプラス)」で配信している。会員制交流サイト(SNS)などで同バンドの活動を知った同社社員が実力を評価し、出演を依頼。番組では、福岡市内のジャズバーで事前収録した「Sundae May Clubのテーマ」など8曲の演奏が流れる。
 昨年7月には、同曲などオリジナル3曲収録のCD「Sundae May Club1」(550円)を自主制作し、200枚リリース。収録曲は音楽ストリーミングサービス「Spotify」でも配信している。3曲ともリズムに疾走感があり、明るくポップな曲調。作詞・作曲を手掛ける浦さんは「日ごろ感じていることなどを、小説に書くような感覚で曲にしている。聴いてくれる人が共感してくれたら」。
 現在は新型コロナ禍の影響でライブハウスなどでの演奏活動を休止している。メンバーは「年内にファーストアルバムをリリースしたい。コロナが収束したら東京や名古屋などをツアーで巡りたい」と意欲を燃やしている。
 同番組の視聴チケットは2000円(別途発券手数料220円)。イープラスで販売中。問い合わせはランド社(電092.710.6167)。