昨年10月の衆院選で自民党候補として新潟5区で出馬し落選した高鳥修一元衆院議員が14日、都内で記者会見し、立憲民主党の野田佳彦代表から誹謗中傷を受けたとして、名誉毀損や公選法違反容疑の告訴状を新潟県警上越署に提出したと明らかにした。
高鳥氏側は所属した旧安倍派から政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分計544万円を受け取っていたとして、関係政治団体の政治資金収支報告書を訂正している。
高鳥氏によると、野田氏は衆院選投開票日前の昨年10月16日、新潟県上越市内で開かれた立民候補の個人演説会で「ライバルは裏金をつくった人。500万円以上の脱税の疑いがある」などと発言したという。