長崎トヨタ長崎本店がオープン! 特徴的なレンガ積みの外装…児童らの夢刻む

長崎新聞 2025/03/26 [11:10] 公開

点検の待ち時間を快適に過ごせるラウンジ=長崎トヨタ長崎本店

点検の待ち時間を快適に過ごせるラウンジ=長崎トヨタ長崎本店

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長崎市五島町の長崎トヨタ長崎本店が22日、建て替えによりグランドオープンした。地元児童約160人の将来の夢を刻んだ、れんが積みの外装が特長。
 長崎トヨタは1946年創立。翌年、現在地に本社屋を建てた。71年に新築した2代目本社ビルにはショールームのほか、当初はボウリング場「長崎エースレーン大波止ボウル」やテニスコートもあった。現在は福岡トヨタ自動車(福岡市)が運営している。
 3代目ビルは鉄骨4階建て2985平方メートル。1階は受付や展示。2階商談エリアは家族向け個室もある。100インチ大画面モニターで販売車両を紹介。ステンドグラスやソファを配したラウンジで車両点検の待ち時間を快適に過ごせる。3階は工場、4階は駐車場。
 メッセージ入りのれんがは従業員らの分も含め約350個(1人1個)。建物の外装に格子状に積み上げられたクリーム色のれんがの裏側にメッセージがあり、建物内から見ることができる。市立桜町小3、4年生は将来就きたい職業や目標を刻み、長崎トヨタは20歳になった際に招待イベントを開く予定。
 長崎トヨタ営業本部の鑓水(やりみず)明人本部長は「地域のランドマークであり続けたい」と話した。30日まで記念祭を開催中。