ORC、6月末まで減便延長　長崎―五島福江と福岡―五島福江

　オリエンタルエアブリッジ（ORC、大村市）は8日、新型コロナウイルスによる需要低迷が続いているとして、長崎－五島福江と福岡－五島福江の減便期間を6月末まで延長すると発表した。一方、県内離島旅行を促す「しま旅タイムセール」を9～17日に実施する。
　長崎－五島福江は1日3往復6便を2往復4便のままとし、福岡－五島福江は2往復4便の半減を維持する。長崎－対馬は搭乗率が回復しつつあり、15日から通常運航（4往復8便または3往復6便）に戻す。
　タイムセールは緊急事態宣言解除に伴い県内移動が推奨され、需要増が見込めるとして企画。19日～7月15日搭乗分で、長崎－壱岐（普通片道運賃1万300円）が5100円に、長崎－五島福江（同1万1800円）が6050円に、長崎－対馬（同1万6150円）が8800円になる。