平戸市は新型コロナウイルス感染症対応の独自経済対策を盛り込んだ、約3億4300万円の本年度一般会計補正予算案など4件を、1日開会した定例市議会に追加上程した。補正後の本年度一般会計予算総額は約302億1900万円。
追加上程した補正予算案のうち、主な施策では、プレミアム付き商品券発行に約1億1千万円、市内宿泊施設利用者への宿泊料金助成(最大5千円)、宿泊施設を利用する障害者の介助者への施設利用補助(最大5千円)などに約7200万円を計上。プレミアム付き商品券は2種類発行予定。発行時期などは近く決定する。
また、畜産業者、水産業者への経営継続支援給付など3事業合わせて約1億3100万円を計上した。
この補正予算案と別に、全児童、生徒へ端末配布、通信ネットワーク整備を進める「GIGAスクール構想実現事業」費などを盛り込んだ、計約8800万円の本年度一般会計補正予算案を含む28議案(報告3、承認9、議案16)を上程した。
プレミアム商品券発行へ予算案上程 平戸市議会が開会
長崎新聞 2020/06/02 [12:58] 公開