錨泊のパナマ船籍貨物船 男性乗組員陰性

2020/05/31 [23:47] 公開

 長崎港に錨泊(びょうはく)中のパナマ船籍の貨物船(5万626トン)で息苦しさを訴え、30日夜に長崎市内の病院に搬送されたフィリピン人の20代男性乗組員について、長崎海上保安部は31日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べた検査の結果、陰性だったと明らかにした。男性は退院したという。
 長崎海保によると、貨物船はロシアを出港し、フィリピン人20人が乗船。2日に熊本県に向け長崎を出港する予定で、ほかに体調不良を訴えている乗組員はいないという。