明治安田J2第14節(6日・富山県総合運動公園陸上競技場ほか=10試合)V・ファーレン長崎は富山に2-1で逆転勝ちし、8試合ぶりの白星を挙げた。通算5勝5分け4敗の勝ち点20で10位。
前節から中2日のアウェー戦。V長崎は序盤から主導権を握りながら、35分に右からの折り返しを押し込まれ、先制を許した。前半はシュート1本に抑えられた。
0-1で入った後半は開始直後から攻勢に出た。1分、前節から復帰した山口のダイレクトパスから増山が左サイドを突破。中央でパスを受けたフアンマが右足で蹴り込んで試合を振り出しに戻した。10分に増山のパスをマテウスジェズスが左足で合わせて逆転ゴール。そのまま堅い守りで逃げ切った。
東京・国立競技場で行われた首位千葉と3位大宮の上位対決は、大宮が2-1で制して勝ち点を27に伸ばした。千葉は2敗目で勝ち点32。2位仙台は藤枝を2-1で下し、勝ち点28とした。
第15節は10、11日、各地で10試合を実施。V長崎は11日午後2時から、長崎市のピーススタジアムで山形と対戦する。
◎途中出場 山口が反撃のスイッチ
1カ月以上も続いた長く苦しい時期を、ようやく抜けた。V・ファーレン長崎は3月23日の第6節秋田戦以来、8試合ぶりとなる待望の白星。決勝点を決めたマテウスジェズスは「サポーターにもきつい瞬間を味わわせていた。ゴールよりも勝利できたことがうれしい」と声を弾ませた。
後半頭から入った山口が反撃のスイッチを入れた。0-1の1分、左サイドの増山へワンタッチで縦パス。そのまま増山が敵陣深くまで持ち込み、横パスを受けたフアンマが冷静に蹴り込んだ。10分にも山口からパスを受けたマテウスが左サイドに展開し、増山からの折り返しを左足でゴール。10分間で一気に試合をひっくり返した。
第7節藤枝戦以降は失点がかさみ、前節までの7試合は3分け4敗。主力に故障者が続出する中で苦悩の日々を過ごしてきたが、大黒柱の山口が前節から復帰し、この日は左ウイングの松澤も戦列に戻った。反転攻勢へ態勢は整いつつある。
前節から中2日の連戦で、今季ここまで遠かったアウェー初勝利もつかみ取り、いろんな悪い流れを断ち切ったといえる1勝。下平監督は「重い体を奮い立たせて90分間よく戦ってくれた。長いトンネルを抜けた。サポーターにやっと勝利を届けられてうれしい。ここから連勝を」と次節に目を向けた。
前節から中2日のアウェー戦。V長崎は序盤から主導権を握りながら、35分に右からの折り返しを押し込まれ、先制を許した。前半はシュート1本に抑えられた。
0-1で入った後半は開始直後から攻勢に出た。1分、前節から復帰した山口のダイレクトパスから増山が左サイドを突破。中央でパスを受けたフアンマが右足で蹴り込んで試合を振り出しに戻した。10分に増山のパスをマテウスジェズスが左足で合わせて逆転ゴール。そのまま堅い守りで逃げ切った。
東京・国立競技場で行われた首位千葉と3位大宮の上位対決は、大宮が2-1で制して勝ち点を27に伸ばした。千葉は2敗目で勝ち点32。2位仙台は藤枝を2-1で下し、勝ち点28とした。
第15節は10、11日、各地で10試合を実施。V長崎は11日午後2時から、長崎市のピーススタジアムで山形と対戦する。
◎途中出場 山口が反撃のスイッチ
1カ月以上も続いた長く苦しい時期を、ようやく抜けた。V・ファーレン長崎は3月23日の第6節秋田戦以来、8試合ぶりとなる待望の白星。決勝点を決めたマテウスジェズスは「サポーターにもきつい瞬間を味わわせていた。ゴールよりも勝利できたことがうれしい」と声を弾ませた。
後半頭から入った山口が反撃のスイッチを入れた。0-1の1分、左サイドの増山へワンタッチで縦パス。そのまま増山が敵陣深くまで持ち込み、横パスを受けたフアンマが冷静に蹴り込んだ。10分にも山口からパスを受けたマテウスが左サイドに展開し、増山からの折り返しを左足でゴール。10分間で一気に試合をひっくり返した。
第7節藤枝戦以降は失点がかさみ、前節までの7試合は3分け4敗。主力に故障者が続出する中で苦悩の日々を過ごしてきたが、大黒柱の山口が前節から復帰し、この日は左ウイングの松澤も戦列に戻った。反転攻勢へ態勢は整いつつある。
前節から中2日の連戦で、今季ここまで遠かったアウェー初勝利もつかみ取り、いろんな悪い流れを断ち切ったといえる1勝。下平監督は「重い体を奮い立たせて90分間よく戦ってくれた。長いトンネルを抜けた。サポーターにやっと勝利を届けられてうれしい。ここから連勝を」と次節に目を向けた。