本を紹介するかまぼこ店…なぜ? 練られた選書を楽しんで 長崎

2024/11/25 [12:09] 公開

かまぼこのメニューの横に置かれた本=長崎市内

かまぼこのメニューの横に置かれた本=長崎市内

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長崎市麹屋町の井手蒲鉾(かまぼこ)店の店頭。かまぼこ板に書かれた、かまぼこのメニューの横に一冊の本が置かれている。かまぼこ店なのに、なぜ本の紹介を?
 本を紹介するのが好きという同店の井手良平さん(40)が、10月中旬から設置。本はジャンルを問わず定期的に変える予定で、現在は新紙幣にちなんで、渋沢栄一の著書「論語と算盤(そろばん)」を置いている。
 メニューの中には「本と就活」「本と受験」なども。学生や受験生の親らにお薦めの本を紹介するイベントを開いており、読みたい本の“注文”があれば相談に応じるそう。かまぼこ店だけに、練られた選書が期待できるかも。