長崎県佐世保市は13日の市議会一般質問で、破産申請した同市の医療法人篤信会「杏林病院」に関し、解雇された医師や看護師ら医療従事者の約4割が再就職したことを明らかにした。
久保葉人議員(市政会)の質問に辻英樹保健福祉部長が答えた。
市医療政策課などによると、8月末時点の解雇者は139人。このうちハローワークなどを通じて55人が医療機関や福祉施設、薬局などに再就職した。再就職した人のうち39人は市内の医療機関などで働いている。まだ再就職していない84人については、ハローワークと連携して支援を続けるという。
久保議員は、市内の医療従事者が不足している現状を踏まえ「今回の破産申請で医療に従事することを辞める人がいれば、市や県北医療圏にとって大きな損失」と指摘。引き続き、迅速な対応を求めた。
杏林病院は6月、長崎地裁佐世保支部に破産手続きの開始を申し立てた。負債総額は約11億7千万円。
久保葉人議員(市政会)の質問に辻英樹保健福祉部長が答えた。
市医療政策課などによると、8月末時点の解雇者は139人。このうちハローワークなどを通じて55人が医療機関や福祉施設、薬局などに再就職した。再就職した人のうち39人は市内の医療機関などで働いている。まだ再就職していない84人については、ハローワークと連携して支援を続けるという。
久保議員は、市内の医療従事者が不足している現状を踏まえ「今回の破産申請で医療に従事することを辞める人がいれば、市や県北医療圏にとって大きな損失」と指摘。引き続き、迅速な対応を求めた。
杏林病院は6月、長崎地裁佐世保支部に破産手続きの開始を申し立てた。負債総額は約11億7千万円。