令和初の正月 長崎・諏訪神社 初詣にぎわう

長崎新聞 2020/01/03 [00:03] 公開

大門から初日の出を眺める人々=長崎市、諏訪神社

大門から初日の出を眺める人々=長崎市、諏訪神社

  • 大門から初日の出を眺める人々=長崎市、諏訪神社
  • 拝殿に向かい手を合わせる参拝者=長崎市、諏訪神社
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 令和最初の正月を迎えた1日、長崎県内は新年を祝うような晴天に恵まれた。長崎市上西山町の諏訪神社は、一年の平安を願う大勢の初詣客でにぎわった。
 午前8時10分ごろ。長坂では多くの人が足を止め、初日の出を一目見ようと東の空を見上げていた。彦山の山すそから太陽が顔をのぞかせると「きれい」「見られてよかった」などと歓声が上がり、スマートフォンで撮影したり両手を合わせて祈ったりした。
 日中は絶え間なく訪れる初詣客が長坂を埋め尽くした。拝殿前では家族連れらがさい銭を投じ、健康や平和などそれぞれの願い事の成就を祈った。
 境内はおみくじを求める人で長蛇の列ができた。大村市から来た同市立福重小6年の岳野輝(みつき)君(12)は2年連続で大吉。昨年は中学受験に合格し「今年は英語などの勉強を頑張りたい」と意気込みを語った。