台風10号 強風で屋根はがれる 長崎・島原市立温水プール

長崎新聞 2024/08/30 [09:45] 公開

屋根がはがれ落ちた島原市立温水プール=29日午後6時14分、同市弁天町2丁目

屋根がはがれ落ちた島原市立温水プール=29日午後6時14分、同市弁天町2丁目

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長崎県島原市では29日、台風10号の強風で、弁天町2丁目の市立温水プールの屋根が幅約30メートル、長さ約10メートルにわたりはがれた。台風接近に伴う臨時休場中で、けが人はなかった。
 市教委などによると、同日正午過ぎに市民の通報で被害を把握した。市立温水プールは1974年度に開設。海に面した霊丘公園の端にある。亜鉛メッキ鋼板「ガルバリウム鋼板」の屋根がめくれ上がり、一部は隣接する市立有馬武道館の電線に掛かって垂れ下がった。
 市教委の担当者は「プールは当面の間、休場することになるだろう」と話した。
 長崎地方気象台によると、29日の島原市の最大瞬間風速は午後6時時点で15・6メートル。