岐阜市と名古屋鉄道は24日、織田信長ゆかりの岐阜城がある岐阜公園(同市)で整備を進めていた商業施設「岐阜城楽市」の開業を前に、関係者に公開した。同市が進める公園再整備事業の一環で、飲食店や土産店など11店が入る。26日にオープンし、年間150万人の来園を目指す。
自由な商売を奨励する政策「楽市楽座」でにぎわった戦国時代の街並みを再現。カフェでは、信長が好んだとされる白米に熱い湯をかけて食べる料理「湯漬け」をアレンジしたメニューなどを味わえる。長良川温泉や鵜飼いといった周辺観光スポットを巡る拠点となることを目指している。