波佐見焼の窯元でつくる波佐見陶磁器工業協同組合(太田一彦理事長)が取引業者に新作を披露する「新春展示販売会」が9日、東彼波佐見町井石郷の同組合会館で始まった。10日まで。
窯元27社が卸商社や小売業者向けに出展。日用食器を中心に2千点が並んだ。聖栄陶器(川棚町下組郷)は若手デザイナーが藍色の呉須で手描きした試作品や売れ筋商品などを展示。営業企画の木下知紀さん(33)は「感想をじかに聞き開発のヒントになった。若い人が思いきり働ける場をつくりたい」と話した。
太田理事長は「燃料・原料価格の高騰に加え、後継者の育成も急務。各窯元は引き続き厳しい状況」とした上で、「全国の消費者から見たら波佐見の知名度はまだ低い。その分伸びしろがある。持続可能な産地に向け商品開発とファンづくり、情報発信を官民一体で続けていく」と話した。
窯元27社が卸商社や小売業者向けに出展。日用食器を中心に2千点が並んだ。聖栄陶器(川棚町下組郷)は若手デザイナーが藍色の呉須で手描きした試作品や売れ筋商品などを展示。営業企画の木下知紀さん(33)は「感想をじかに聞き開発のヒントになった。若い人が思いきり働ける場をつくりたい」と話した。
太田理事長は「燃料・原料価格の高騰に加え、後継者の育成も急務。各窯元は引き続き厳しい状況」とした上で、「全国の消費者から見たら波佐見の知名度はまだ低い。その分伸びしろがある。持続可能な産地に向け商品開発とファンづくり、情報発信を官民一体で続けていく」と話した。