【平成の長崎】長崎がんばらんば国体第10日 長崎県 総合優勝確定 バレー成年男子、剣道成年男子 初V

2019/02/16 [00:00] 公開

 第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」第10日は21日、県内各地で12競技を行い、長崎県は22日の最終日を残し、1969年1巡目長崎国体以来、45年ぶり2度目の男女総合優勝(天皇杯獲得)を決めた。本県は21日までに競技得点2364点(参加点を含む)を獲得。2位東京に264.5点差をつけ、最終日に2位以下の都道府県が逆転できる可能性がなくなった。東京の2年連続19度目の女子総合優勝(皇后杯獲得)も確定した。
 この日も県勢は、バレーボール成年男子が初優勝を飾ったのをはじめ、各競技で上位入賞が相次いだ。剣道は成年男子が初の頂点に立ち、全種別制覇を達成した。柔道成年男子は準優勝、バレーボール少年男子は3位。軟式野球成年、ホッケー少年男子は4位だった。
 陸上は成年男子やり投げで今田直弥(日大大学院)が5位に入るなど、計3種目で入賞。ボートは成年男子ダブルスカルなど計5種目、馬術は2種目で賞状を獲得した。
 皇后杯争いは、東京が21日までに1112.5点を獲得。本県は2位が確定した。開催地が皇后杯を逃すのは、2002年の高知国体以来。
 最終日は22日、陸上とバスケットボールの2競技を行い、午後2時から諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で総合閉会式を実施。天皇杯、皇后杯の授与や炬火(きょか)の分火・納火などの後、国体旗が来年の開催県和歌山へ引き継がれる。
(平成26年10月22日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

念願の初優勝を決めコートを走り回って喜ぶ長崎の選手たち=諫早市森山スポーツ交流館