長崎県内の小中学校 2学期がスタート 「目標のために主体性を発揮して」

長崎新聞 2024/09/03 [10:50] 公開

2学期の始業式で校長の話を聞く生徒=長崎中

2学期の始業式で校長の話を聞く生徒=長崎中

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長崎県内の多くの小中学校で2日、2学期が始まり、夏休みを終えた子どもたちが始業式に臨んだ。
 長崎市立山1丁目の市立長崎中(種吉信二校長、177人)では、全校集会で代表の生徒が夏休みを振り返り、2学期に頑張りたいことや行事への意気込みを発表した。
 種吉校長は、パリ五輪レスリング女子62キロ級で金メダルに輝いた元木咲良選手のインタビュー映像などを紹介。「それぞれ学級の目標を定め、目標のために一人一人が主体性を発揮して」と呼びかけた。
 長崎中は生徒の自主性を重んじ、日常は宿題を出していない。3年の大久保綸乃(りの)さん(15)は「最初に詰め込んで後半が緩くなったので、朝に取り組む教科と範囲を決めて勉強した。2学期は学級委員になったから、みんなをまとめることと自分の勉強も頑張りたい」と意気込んでいた。