建設から60年がたち、建て替えのため間もなく解体される長崎市立琴海中旧校舎のお別れ会(実行委主催)が3日現地であった。卒業生ら約500人が訪れ、青春の思い出が詰まった学びやに感謝の思いを伝えた。
同校は旧琴海村時代の1964年に村松中と長浦中が統合。65年、現在地に校舎の一部が完成した。今も琴海地区唯一の中学校で、実行委によると約9千人が巣立った。建て替えのため4月から敷地内の仮設校舎に移り、新校舎は2027年8月に完成予定という。
同日は幅広い年代の卒業生や教師らが家族や同級生と訪れ、教室を巡った。黒板に「ありがとう」「楽しかったよ」など思い思いのメッセージを書き込んだり、制服に着替えたりして中学時代を懐かしむ人も。
中2のとき生徒会長を務め、現在中学教師を目指している長崎大4年の楠本一真さん(21)は「この校舎で授業をするのが夢だった。残念な気持ちもあるが、新しい校舎で琴海の生徒たちと一緒に生活できたら」と希望を語った。
実行委員長の中尾信生さん(72)は60年前に入学した世代。学ラン姿で臨み「多くの人に来てもらえてうれしい」と語った。
同校は旧琴海村時代の1964年に村松中と長浦中が統合。65年、現在地に校舎の一部が完成した。今も琴海地区唯一の中学校で、実行委によると約9千人が巣立った。建て替えのため4月から敷地内の仮設校舎に移り、新校舎は2027年8月に完成予定という。
同日は幅広い年代の卒業生や教師らが家族や同級生と訪れ、教室を巡った。黒板に「ありがとう」「楽しかったよ」など思い思いのメッセージを書き込んだり、制服に着替えたりして中学時代を懐かしむ人も。
中2のとき生徒会長を務め、現在中学教師を目指している長崎大4年の楠本一真さん(21)は「この校舎で授業をするのが夢だった。残念な気持ちもあるが、新しい校舎で琴海の生徒たちと一緒に生活できたら」と希望を語った。
実行委員長の中尾信生さん(72)は60年前に入学した世代。学ラン姿で臨み「多くの人に来てもらえてうれしい」と語った。