“小商い”しませんか? 長崎・川棚で2月1日「ヒトタナ市」 勉強会の成果、マルシェでお披露目

長崎新聞 2025/01/31 [11:02] 公開

マルシェ当日にお披露目する「ヒトタナ」=川棚町栄町、コワーキングスペース「ONE SPACE」

マルシェ当日にお披露目する「ヒトタナ」=川棚町栄町、コワーキングスペース「ONE SPACE」

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川棚で“小商い”を始めませんか-。「暮らしのヒトタナ市」と題したマルシェが2月1日、午後0時半~午後3時、長崎県東彼川棚町百津郷のJR川棚駅前で開かれる。
 県中小企業団体中央会が同町の川棚栄町商店街の活性化を後押ししようと、県や町の共催で、昨年8月から開いた勉強会「長崎・商店街リレーションシップ」の成果披露として実施する。
 ヒトタナ市は川棚町の元地域おこし協力隊員で、商店街内でまちづくり会社「さかのまち企画」を起業した大山直昭さん(33)が提案した。縦横約70センチ、奥行き45センチの商いの棚「ヒトタナ」を5人に提供。ヒトタナ以外にも雑貨や植物、革小物などを扱う町内外の15店が集まる。
 大山さんは「商いのハードルを下げる取り組み。川棚への移住や起業をサポートできる環境づくりにつなげたい」と話している。
 マルシェに先立ち午前11時~午後0時15分、栄町公民館で勉強会の事業報告式がある。