長崎空港に「ミニ花菖蒲園」 大村城南高生が設置 6月10日まで

2024/05/27 [12:50] 公開

「ミニ花菖蒲園」の設置作業に励む生徒ら=大村市、長崎空港

「ミニ花菖蒲園」の設置作業に励む生徒ら=大村市、長崎空港

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長崎県大村市久原1丁目の県立大村城南高(中小路尚也校長、403人)の生徒らが17日、同市箕島町の長崎空港1階イベントスペースに「ミニ花菖蒲(はなしょうぶ)園」を設置した。6月10日まで楽しめる。
 大村公園(同市玖島1丁目)で見頃を迎えるハナショウブをPRしようと、市が同校や長崎空港ビルディングなどの協力を得て毎年実施。造園などを学ぶ同校環境デザイン系列の3年生15人が作業した。
 生徒らは幅5メートル、奥行き4メートルのスペースを装飾。同公園のシンボル、玖島城跡を描いたパネルを置き、ハナショウブなどを並べた。周りにはフジやモミジ、ネムノキなど約10種類の植物を配置した。
 デザインした馬場桜愛(さくら)さん(17)は「(水色の幕で表現した)空も含めていい感じに仕上がった。大村公園は季節ごとにいろんな花が咲く。これを見て実際に公園に行ってもらいたい」と話した。
 市によると、同公園のハナショウブは17日時点で三分咲き。例年6月上旬にかけて見頃になる。