長崎地方気象台は26日、長崎市で桜が開花したと発表した。平年より3日、昨年より5日遅かった。8割以上咲く「満開」は例年、開花後1週間から10日程度で迎えるという。
同気象台(同市南山手町)の標本木ソメイヨシノが5、6輪咲くと「開花」となる。九州の県庁所在地では25日の宮崎市が最初で、長崎市は熊本市と同じ2番目だった。
この日、雨上がりの長崎市松山町の爆心地公園では、桜のつぼみがほころび始める中、足を止めて薄いピンク色の花びらを眺める人の姿が見られた。
長崎で桜開花 平年より3日遅く 1週間から10日程度で満開へ
長崎新聞 2024/03/27 [10:10] 公開