長崎市上西山町の諏訪神社で7日、「七草がゆ」が4年ぶりに振る舞われた。約千人が一年の無病息災を願い味わった。
県内産の新米と七草を用意。清払いの後、みこが七草を刻み湯気が立ち上る大釜に入れた。炭火の釜で炊くと、とろみが付き体の芯から温まる効果があるという。
境内には長い列ができ、午前6時半に一番乗りした人も。同市古賀町の会社員、宮﨑麻実さん(37)は「家族みんな健康で過ごせるように」と祈りながら、長男の志季ちゃん(1)の口に運んだ。
同市鶴の尾町から家族で訪れた植松俊樹さん(44)は「くせが無くとても食べやすい。御利益がありそうだし、いろんなことを頑張らなくちゃ」と抱負を語った。
長崎・諏訪神社「七草がゆ」 4年ぶりに参拝者に振る舞う
長崎新聞 2024/01/08 [11:00] 公開