きょうから師走。長崎県諫早市小長井町では、冬の味覚で知られる「小長井牡蠣(かき)」が漁港に水揚げされ、漁業関係者が選別作業に追われている。
諫早湾漁協によると、小長井牡蠣は豊富な栄養分を含んだ同湾の沖合で育てられ、味が濃厚で加熱しても縮みにくく、ふっくらした身が特長。出荷は昨年約600トン、今年は11月下旬に始まり、約250トンを見込んでいる。
同漁協の髙平未知留さん(42)は「今年は雨が少なく、水温も高かったので成育具合が心配されたが、この時期にしては大きく育ってくれた。11月から出荷できたのは5年ぶり」と話した。
長崎地方気象台によると、今月上旬は寒気の影響を受けやすく、気温は平年並みか低い予想。
きょうから師走 冬のごちそう!小長井牡蠣 水揚げが大忙し 長崎県諫早市
長崎新聞 2023/12/01 [10:15] 公開