商業施設「アミュプラザ長崎新館」前のかもめ広場の地面に引かれた2本のライン。施設を運営するJR長崎シティによると、かつて大波止付近にあった長崎港駅と旧長崎駅を結んだ線路跡をイメージしている。
長崎港駅は上海航路の乗客を輸送するため、1930年に開設。80年代まで貨物輸送で利用された。今回は「駅周辺の歴史を残し、顕在化する」ことが目的。今後、長崎市が整備中の「東口駅前交通広場」側にも線路跡が延びる予定だ。
案内板はなく、今はまだ「知る人ぞ知るネタ」。担当者によると、アミュ新館には、他にも長崎ネタが隠されているとのこと。一例を挙げると、館内装飾の一部に「尾曲がり猫」のイラストが忍び込んでいるらしいが…。
アミュ長崎新館 かもめ広場に引かれた2本のラインの理由は
長崎新聞 2023/11/30 [11:00] 公開