スタジアムシティホテル長崎 メモリードと業務委託契約 アリーナ挙式など提案

2023/10/14 [10:30] 公開

長崎スタジアムシティでの挙式のイメージ(ジャパネットホールディングス提供)

 ジャパネットグループのリージョナルクリエーション長崎(長崎市)は13日、同市幸町で2024年秋の開業を目指す長崎スタジアムシティプロジェクト内の「スタジアムシティホテル長崎」について、冠婚葬祭のメモリード(総合本部・西彼長与町)と婚礼部門で業務委託契約を結んだと発表した。スタジアムのピッチやアリーナを貸し切った挙式など新たな婚礼スタイルを提案する。
 メモリードの婚礼ノウハウと長崎スタジアムシティのエンターテインメントを融合させ、婚礼事業の活性化を図る。11月から婚礼の予約受け付けを開始する。
 スタジアムシティホテル長崎は地上14階建て。4階のパーティー会場はスタジアムを見下ろし、14階のライブレストラン会場では、生演奏でのパーティーが楽しめる。プロスポーツ選手からのお祝い動画メッセージなどの演出も可能という。
 メモリードの吉田昌敬社長は「施設全体で非日常の空間を提供できるスタジアムシティという場所を生かし、ここでしかかなえられない全く新しいウェディングスタイルを通して、長崎をますます活気づけたい」などとコメントしている。
 リージョナルクリエーション長崎は併せて、開業1年前のイベント「前年祭」を11月14~19日、出島メッセ長崎で開催すると発表。スタジアムのバーチャル体験やアミューズメント施設、入居が決まっている飲食やショッピングのブースなどを開設。日替わりで特別ゲストが登場するステージイベントも開催する。同13日にはメディアや関係者向けプレイベントを開き、開業日を正式発表する。
 同プロジェクトの工事進捗(しんちょく)率は9月末で全体工程の約47.7%。