福岡を拠点とする5人組ガールズグループ「九州女子翼（よく）」のメンバーで、長崎県東彼川棚町出身の詩絵里さん（24）が「川棚町ふるさと応援大使」に就任。18日、町中央公民館であった凱旋（がいせん）ライブで発表され、波戸勇則町長が任命証を手渡した。
九州女子翼は2017年にデビュー。歌とダンスに定評がある九州発のグループとして、台湾やタイでも公演した。ライブを前に同町役場を訪れた詩絵里さんは「大村湾と周りの山の風景が好き。（町の名物の）かりんとう饅頭（まんじゅう）は大好き」と語り「私たちに興味を持っていだだき、川棚、長崎、九州を広めたい」と抱負。波戸町長は「皆さんの力を借りながら町をPRしていきたい」と述べた。
ライブは無料で開き6曲を披露。町民やファンら約200人が来場した。町民との写真撮影会や、グループの映像作品が撮られた片島魚雷発射試験場跡（三越郷）で町外のファン向けの「オフ会」もあった。
ふるさと応援大使は、町出身の劇作家、岩松了さん（71）に続く2人目。