九十九島水族館で桜満開 花びらはクラゲの絵

長崎新聞 2023/04/02 [11:43] 公開

花びらは来館者が描いたクラゲの絵=佐世保市、九十九島水族館

花びらは来館者が描いたクラゲの絵=佐世保市、九十九島水族館

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 水族館でも桜が満開-。佐世保市の九十九島水族館(海きらら)で、紙でできた桜の木を展示している。花びらは、桜型の紙に来館者がクラゲの絵を描いた。5月7日まで。
 九十九島では100種以上のクラゲが確認され、うち約90種が冬~春にかけて見られるという。絵は2月、館内に設置した紙に、約130人の来館者が描いた。リボンを付けたクラゲなど個性が光る。
 桜の木がある部屋では4月末まで「春のクラゲ展示2023」も開催中。同館飼育員の野添裕一さん(39)は「普段見られない貴重なクラゲも見られますよ」とにっこり。春は出会いの季節。水中と桜の両方で、クラゲとの一期一会の出会いが待っていそう。