島の名勝地120人が巡る 壱岐・芦辺でトレッキング

長崎新聞 2025/04/11 [11:00] 公開

桜に彩られた諸津観音を歩く参加者ら=壱岐市芦辺町

桜に彩られた諸津観音を歩く参加者ら=壱岐市芦辺町

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長崎県壱岐市芦辺町の箱崎地区で6日、地域住民らで組織する箱崎まちづくり協議会(浦川隆会長)が考案したトレッキングコースを歩くイベントが開かれた。島内外から参加した約120人が、桜を楽しみながら同地区の名勝地などを巡った。
 地域活性化や健康増進などを目的に、コースを考案。芦辺港から桜並木の川沿いを歩き、女岳山から男嶽神社を散策する約8キロのコースと、同港を出発し、桜の名勝地「諸津観音」を経て白滝山から同神社を目指す約10キロのコースで実施した。
 10キロのコースを歩いた郷ノ浦町の会社員、松永晃正さん(40)は、子どもと一緒に参加。「普段通ったことのない道を歩いて新鮮だった。桜がとてもきれいでゆっくり花見をしてみたい。来年も、ぜひ参加したい」と話した。
 ゴール地点の同神社ではサルトリイバラの葉で包んだかから団子や、おにぎりが参加者に振る舞われた。