国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級チャンピオンの矢吹正道(LUSH緑)が24日、世界2階級制覇が懸かる同フライ級タイトルマッチ(29日・愛知県国際展示場)に向けた練習を名古屋市内の所属ジムで公開し、ミット打ちなどで体を動かした。「相手は好戦的な選手。接近戦でも中間距離でも闘えるように準備した。順調という感じ」と自信を示した。
ライトフライ級王座を保持したまま、フライ級王者のアンヘル・アヤラに挑戦する。メキシコ出身の相手を想定し、海外選手とスパーリングを重ねてきた。従来より一つ上の階級で闘うことで、減量苦が軽減されることもプラスに捉えている。